私が仕事でよく使うAccessとExcelのデータをやりとりする手軽な方法をご紹介します。これについては何回かに分けて書く予定です。
まずはAccessのデータを簡単にExcelに持ってくる方法です。一番簡単な方法ですよ。簡単で恐縮するぐらい簡単なんですが意外と知らない方多いんです。
エクスポートとか色々機能はありますが、はっきり言って実践の場では大抵これで事足ります。
Excelは得意だけどAccessが苦手という方、これだけでも知っておくと便利ですよ。
シート全体をコピー
Accessで表示されているデータをExcelのワークシートに持ってきたい時、一番簡単な方法です。
Accessではよくこのようなデータの入力・閲覧出来る画面を見かけますね。これをフォームビューといいます。
ここからデータを抜き取ってExcelに貼り付けます。
まずこの表示を「データシートビュー」に切り替えますよ。
ホーム → 表示 → データシートビューをクリックします。
するとデータシートの表示に変わります。
ここで表の左上の角をクリックします。
すると表全体が選択されます。Excelでもここをクリックすると全体が選択されますね。この状態でキーボードctrlとCを同時に押します。そうコピーです。
次にExcelを開いて貼り付けたい場所のセルをクリックしてctrlとVを同時に押します。
貼り付け位置は左上の角が基準になります。この場合はセルA1です。
これでExcelにデータが貼り付けできました。
ここまでくれば大丈夫ですね。
「Excelにデータが持ってこれればこっちのもの」という方も多いのでは。
あとは煮るなり焼くなり自由に料理してください。
1行目にフィールド名もコピーされていますね。地味だけどありがたい機能です。
1レコードだけコピー
1件だけコピーすることも出来ます。
コピーしたいデータの左端のマス(レコードセレクタ)をクリックするとセレクタ色が黒くなります。この状態でctrlとCキーを同時に押します。
次にExcelを開いてctrlとVを同時に押して貼り付けます。
今度は1行だけ貼り付けできました。
簡単ですので、ぜひお試しください。
Accessの表示を戻す
最後にAccessのビューを戻す方法です。先ほどと同じくビューを切り替えるだけです。
ホーム→表示→フォームビューをクリックします。
フォームビューに戻りました。
Accessファイルを閉じて開き直すだけでもフォームビューには戻ります。
※これはもちろん初期画面がフォームビューのファイルの場合の話です。
テーブルやクエリからも同じような形でコピーできます。この方法はまた次回ご紹介しますね。
お役に立てば幸いです。
では今日はこのあたりで。