PowerQueryエディターでよく使う関数

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PowerQuery内で使う関数をまとめていきます。

M関数(PowerQuery M Formula Language)は大文字、小文字を区別します。間違えた場合はエラーとなりますのでご注意ください。

目次

ファイル内のクエリをソースにする

PowerQueryエディター内で別のクエリを参照する場合以下の方法があります。

クエリを新規に作成する場合

  1. PowerQueryエディターを開く。
  2. 参照元となるクエリを選択する。
  3. 右クリックして「参照」をクリックすると新しいクエリが作成されます。

項目3でクエリの設定が表示されない場合は、メニューバーの「表示」→「クエリの設定」をクリックすると表示されます。

作成後にソースの部分のみ修正する場合

  1. PowerQueryエディターを開く。
  2. 参照元を変更したいクエリを選択する。
  3. 右側のクエリの設定からソースをクリックする。
  4. 表のプレビューの上にあるFx欄に以下の関数を入力する。
=参照したいクエリ名

文字列操作

前から5文字を取得する

例)新しい列に列名「店コード」の値の前から5文字を取得して新しい列「エリアコード」を追加します。

大文字、小文字に注意しましょう。

=Table.AddColumn(前のステップ名,"エリアコード",each Text.Start([店コード],5))

年月をyyyyMMにする

例)新しい列に列名「納品日」の値の前から5文字を取得して新しい列「納品年月」を追加します。

元となる列の型は日付型にしておきましょう。

=Table.AddColumn(前のステップ名,"納品年月",each Date.ToText([納品日],"yyyyMM"))

小数点表記を%表記にする

例)列名「計算結果」を%表記にして新しい列を追加します。 (0.1234→12.3%)

元となる列の型は日付型にしておきましょう。

=Table.AddColumn(前のステップ名,"納品年月",each Number.ToText([計算結果],"P1"))

どの関数を使えばいいか分からない場合

メニューバーの「例からの列」を使うのがおすすめです。欲しい結果を入力すれば、PowerQueryが自動で関数を書いてくれます。かなりの割合でいい感じの関数を書いてくれます。

操作方法
1.メニューバー「列の追加」
2.「例からの列」
3.確認メッセージで「挿入」をクリック
4.「列1」に欲しい値を入力。1行でも良いですが、複数行入力するとより精度が上がります。
5.表示された候補から選択してctrl+エンターを押します。
6.「OK」をクリックするとステップが挿入されます。参考までに数式バーfx欄で関数を確認しておきましょう。

なごみ

随時更新していきます。お楽しみに。

では、また。

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